初任者研修を働きながら最短で取るスケジュール|通信・通学どっちが良い?2026年最新版

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介護職員初任者研修は、働きながら取得できる資格です。全130時間のカリキュラムのうち、通信学習は最大40.5時間まで。残りの89.5時間以上は教室での実技演習(スクーリング)が必須で、通学日数は12〜15日程度です。

「完全通信(通学なし)」で取れる初任者研修は存在しません。しかし、週1回の通学ペースなら3〜4ヶ月で取得可能であり、多くの方が仕事と両立して資格を取得しています。この記事では、ライフスタイル別の具体的なスケジュール例と、働きながら無理なく取得するためのコツを解説します。

この記事のポイント

  • 「完全通信」は存在しない。通学12〜15日が必須
  • 週1回通学なら3〜4ヶ月で取得可能
  • 修了試験は筆記(合格基準70点)で再試験あり
  • スクール選びは「振替無料」が最重要
  • 派遣ならシフト調整で通学日を確保しやすい

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目次

通信・通学どっちが良い?初任者研修の仕組みを理解しよう

初任者研修は「通信学習(自宅)+スクーリング(通学)」のセットで構成されています。「通信だけでサクッと取りたい」と思う方もいますが、通信のみで完結する初任者研修は法律上存在しません。まずはこの仕組みを正しく理解しましょう。

「通信のみ」で取れる介護資格は存在しない

通信講座だけで初任者研修を取りたいと考える方は多いですが、初任者研修の「完全通信(通学なし)」コースは法律上存在しません。これは厚生労働省が通信学習の上限を40.5時間と定めているためです。

ベッドを使った移乗介助、車椅子の操作、食事介助など、介護の実技は実際に体を動かして学ぶ必要があります。テキストや動画だけでは習得できない技術だからこそ、通学が必須とされているのです。

通信学習は最大40.5時間|通学は89.5時間以上が必須

初任者研修の全130時間のうち、自宅で学べる通信学習は最大40.5時間(約31%)です。残りの89.5時間以上は教室で受けるスクーリングとなります。

通信学習で取り組む内容は主にテキストの読み込みとレポート課題の提出です。「介護の基本」「老化の理解」「障害の理解」など、座学で理解できる科目が通信学習に割り当てられています。一方、「生活支援技術」「介護過程の展開」など実技を伴う科目はスクーリングで行います。

通学日数はスクールにより12〜15日程度

スクーリングの日数はスクールやコースによって異なります。湘南国際アカデミーは12回、土屋ケアカレッジは13日間、一般的なスクールでは15日程度が標準です。

日数の差が出る理由は、オンライン座学の導入度合いや1日あたりの授業時間の設定が異なるためです。通学日数が少ないスクールを選べば、仕事との両立がさらにしやすくなります。

働きながら通う人の3つのコース比較

通学日数をどう確保するかによって、コースは大きく3つに分かれます。自分のライフスタイルに合ったコースを選ぶことが、挫折を防ぐ最大のポイントです。

短期集中コース(週3〜4日・約1ヶ月)

求職中・離職中の方、または有給消化中の方に最適なコースです。最短1ヶ月で取得可能ですが、平日の日中に週3〜4日通う必要があるため、フルタイムで働きながらの受講はかなりハードです。

「一刻も早く資格を取って働き始めたい」という方には最適ですが、仕事との両立を考えると現実的ではないケースが多いでしょう。

平日コース(週1〜2日・約2〜4ヶ月)

シフト制で働いている介護職員や、平日に時間が取れる主婦・パートの方におすすめです。シフト制なら「毎週火曜日は研修の日」と決めて、その曜日は出勤しないようにシフトを組むのが現実的なスケジュールです。

土日コースに比べて人気が低いため、定員に余裕があることが多く、穴場のコースともいえます。

土日コース(週1日・約3〜4ヶ月)

平日フルタイムで働いている正社員やWワーカーの方に最も人気のコースです。週1回(土曜または日曜)の通学で約3〜4ヶ月かけて取得します。

期間は長めですが、「仕事に一切影響を与えずに取れる」のが最大のメリットです。ただし人気のコースのため、早めに申し込まないと定員が埋まることがあります。

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コース名通学頻度取得期間こんな人におすすめ
短期集中コース週3〜4日約1ヶ月求職中・離職中の方、有給消化中の方
平日コース週1〜2日約2〜4ヶ月シフト制の介護職員、主婦・パート
土日コース週1日約3〜4ヶ月平日フルタイムの正社員、Wワーカー

【実録】働きながら取得した3名のスケジュール

実際に働きながら初任者研修を取得した方のリアルなスケジュールを3パターン紹介します。あなたのライフスタイルに近いものを参考にしてください。

Case1|正社員(他業種)→土曜クラス4ヶ月で取得

Aさん(20代男性)はIT企業でフルタイム勤務をしながら、介護業界への転職を決意。平日は仕事があるため、土曜クラス(週1回通学)を選択し、4ヶ月で取得しました。

平日の夜(21時〜22時頃)に通信課題を30分ずつ進め、土曜日はスクーリングに参加。日曜日は完全にオフにして体力を回復させるサイクルで、無理なく続けられたとのこと。「平日の通信課題は、電車の中でテキストを読むだけでも十分に進められた」と話しています。

Case2|子育て主婦→平日クラス3ヶ月で取得

Bさん(40代女性)は子供が小学生になったのを機に介護業界への就職を決意。子供が学校に行っている平日(火曜日)にスクーリングに通う平日コースを選び、3ヶ月で取得しました。

通信課題は子供が寝た後の21時〜23時に取り組み、スクーリングのない平日は家事と通信学習のバランスを取りながら進めたそうです。「平日コースは土日コースより定員に余裕があるので、申し込みがしやすかった」のもメリットだったとのこと。

40代からの介護職デビューについては「主婦・40代からの介護職デビュー」でも詳しく解説しています。

Case3|介護施設勤務→平日クラス2ヶ月で取得

Cさん(30代男性)は無資格で介護施設に就職し、働きながら初任者研修を取得。シフト制を活かして平日コース(週2回通学)を選択し、約2ヶ月で修了しました。

スクーリングの曜日はシフト提出時に「この日は研修があるので休み希望」と申告し、上司に協力を得たそうです。通信課題は夜勤明けの自宅で取り組むことが多かったとのこと。「施設側も資格を取ってほしいと思っているので、シフトの協力は得やすかった」と話しています。

(※無資格者の夜勤は施設の方針により異なります。ある程度の研修・OJTを経てから夜勤に入るのが一般的です。)

修了試験の合格基準と対策|合格率はほぼ100%

「試験に落ちたらどうしよう」と不安に感じている方も多いですが、結論から言えば修了試験で落ちる人はほとんどいません。合格基準と対策を知っておけば、過度な心配は不要です。

修了試験は筆記(合格基準70点)

初任者研修の最終日に実施される修了試験は、筆記試験で合格基準は70点以上です(マイナビ介護「初任者研修の試験」参照)。試験時間は1時間程度で、選択式と記述式の問題が出題されます。

出題範囲はスクーリングで学んだ内容が中心で、テキストの丸暗記が必要なわけではありません。「授業をちゃんと聞いていれば解ける」レベルの問題がほとんどです。

不合格でも再試験あり

万が一不合格になった場合でも、再試験の機会が設けられているスクールがほとんどです。追加費用がかかるケースは稀で、多くのスクールが無料で再試験を実施してくれます。

「お金を払ったのに資格が取れなかった」ということは実質的に起こりません。スクール側も受講者を合格させることを前提にカリキュラムを組んでいるからです。

不安な人のための勉強のコツ

それでも不安という方のために、合格率を上げる3つのコツをお伝えします。

  • 授業中に講師が「ここは重要」と言った箇所にマーカーを引く
  • レポート課題の解答は見直しておく(試験に類似問題が出やすい)
  • 介護の3原則(自立支援・尊厳の保持・安全)を理解しておく

初任者研修の難易度と試験対策の詳細は「初任者研修の難易度は?合格率と勉強法を公開」で解説しています。

スクール選びで絶対に外せない3つのポイント

働きながら通うなら、スクール選びは費用よりも「通いやすさ」と「振替制度」で決めるのが正解です。途中で挫折する原因のほとんどは「仕事と通学の日程が合わなくなった」からです。

振替制度が無料か?(最重要)

働きながら通う場合、「振替無料」かどうかが最も重要なポイントです。急な残業、体調不良、シフト変更など、予定通り通えないことは必ず起こります。

振替が有料のスクールでは1回あたり数千円の追加費用がかかる場合もあります。大手スクール(ニチイ・三幸・カイゴジョブアカデミーなど)は複数教室・複数曜日での振替が可能で、仕事との両立がしやすい設計になっています。振替の無料・有料はスクールの価格帯とは必ずしも連動しないため、個別に確認しましょう。

通学時間は片道30分以内が理想

通学は12〜15回ありますが、往復の移動時間はバカになりません。仕事帰りに通うなら職場から、休日に通うなら自宅から片道30分以内のスクールを選ぶのが理想です。

受講料が安いからと片道1時間かかるスクールを選ぶと、疲労で通うのが億劫になり、結果的に挫折するリスクが高まります。費用の比較は「初任者研修の費用相場【2026年版】」で確認できます。

派遣ならシフト調整のサポートが受けられる

正社員だと「人手が足りないから休めない」と言われるケースもありますが、派遣なら派遣会社がシフト調整を代行してくれます。エフネクストでは、資格取得を目指す派遣スタッフのシフト調整に柔軟に対応しています。

「毎週土曜はスクールの日」「この3ヶ月は週4日勤務にしたい」といった希望も、派遣会社の担当者が施設側と調整してくれるため、自分で交渉するストレスがありません。資格を取得すれば時給アップにもつながるため、派遣会社としても積極的にサポートしてくれるケースが多いです。

介護職は無資格でも始められますが、初任者研修を持っていると選べる仕事の幅が広がります。詳しくは「介護職は無資格でも働ける?」をご覧ください。

よくある質問

働きながらだと取得まで何ヶ月かかりますか?

週1回通学(土曜コース等)で3〜4ヶ月が目安です。週2回通えるなら約2ヶ月で終わります。仕事とのバランスを考えると、週1回ペースが最も挫折率が低いです。

通信だけで初任者研修を取れますか?

取れません。厚生労働省が通信学習の上限を40.5時間(全130時間中)と定めており、残りの89.5時間以上は教室での実技演習(スクーリング)が必須です。完全通信のコースは法律上存在しません。

通学は何日必要ですか?

スクールにより12〜15日程度です。湘南国際アカデミーは12回、土屋ケアカレッジは13日間、一般的なスクールでは15日程度が標準です。1日の授業時間やオンライン座学の導入度合いにより差が出ます。

修了試験に落ちたらどうなりますか?

再試験の機会が設けられているスクールがほとんどです。追加費用なしで再受験できるケースが多く、「お金を払ったのに資格が取れなかった」ということは実質的に起こりません。合格基準は70点以上で、授業をちゃんと受けていれば解ける内容です。

夜間コースはありますか?

現在、夜間コースを開講しているスクールはほとんどありません。1回あたりの授業時間が短くなると通学回数が大幅に増えるため、効率が悪く需要が少ないのが理由です。平日日中か土日のコースから選ぶのが現実的です。

急な仕事で通学日に休んだらどうなりますか?

振替制度のあるスクールなら、別の日程(別教室・別曜日)で受講できます。大手スクールは振替無料のところが多いです。振替が有料のスクールでは1回数千円かかるため、申込前に「振替は無料か?」を必ず確認してください。

派遣で働きながら取得する場合のメリットは?

派遣なら派遣会社がシフト調整を代行してくれるため、通学日の休みを確保しやすいのが最大のメリットです。「週4日勤務で残り1日はスクール」といった柔軟な働き方が可能です。資格取得後は時給アップにもつながるため、派遣会社も積極的にサポートしてくれます。

初任者研修の次のステップは何ですか?

実務者研修(320時間・約4ヶ月)が次のステップです。実務者研修を修了するとサービス提供責任者になれるほか、介護福祉士国家試験の受験資格が得られます。介護資格の取得ルートの全体像は「介護資格はどの順番で取るのが正解?」で確認できます。

まとめ:「週1回×3ヶ月」で人生が変わる

初任者研修は、週1回の通学ペースなら3〜4ヶ月で取得できる資格です。通信学習と通学のバランスが取れた設計になっており、多くの方が仕事や家事と両立して取得しています。

修了試験は合格基準70点の筆記試験で、再試験もあるため不合格の心配はほぼ不要。スクール選びで最も重要なのは「振替が無料かどうか」と「通いやすい立地かどうか」です。

「週1回×3ヶ月」という小さな時間投資が、月給3.4万円アップ(厚労省データ:無資格29万→初任者研修32.5万)と、実務者研修→介護福祉士へのキャリアパスを開きます。「いつか取ろう」を「今月から始める」に変えるだけで、3ヶ月後には資格と自信の両方が手に入っています。

介護資格の全体ルートは「介護資格はどの順番で取るのが正解?」で、初任者研修の次のステップは「実務者研修と初任者研修の違いを徹底比較」で確認できます。費用面が気になる方は「初任者研修の費用相場【2026年版】」もあわせてご覧ください。

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記事監修者

『介護士・看護師』派遣紹介事業の業界歴:9年
介護・看護領域の派遣・紹介における豊富な経験を活かし、関東エリアの施設ニーズや現場状況を深く理解しています。
求職者と施設の双方の希望を踏まえ、最適なマッチングをスピーディーに実現。働き方やキャリアの方向性も含め、最も納得できる選択を導くサポートをいたします。

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