生成AIパスポート vs AWS/Azure/Google|クラウドAI資格は「使うクラウド」で選ぶ【2026年6月版】

生成AIパスポート vs AWS/Azure/Google|クラウドAI資格は「使うクラウド」で選ぶ【2026年6月版】

クラウドAI資格とは、AWS・Microsoft・Googleが自社クラウド上でのAI活用力を認定する資格群と、特定クラウドに依存しない汎用リテラシー資格の総称だ。

結論は「使うクラウドで選ぶ」。特定クラウドに縛られない汎用AIリテラシーなら生成AIパスポート(11,000円・無期限)、AWS環境ならAWS AI Practitioner、Google環境ならGenerative AI Leaderが基本です。AzureのAI-900は2026年6月に廃止され、後継AI-901は技術寄りに変化した点に注意しましょう。

この記事のポイント

  • 資格は使うクラウドで選ぶ
  • 汎用は生成AIパスポート
  • AWS派はAIF-C01
  • Google派はGAIL
  • AI-900は2026年廃止済み

六本木二丁目にあるお洒落な派遣会社

エフネクスト

仙台・大阪・福岡にも営業所を展開中!

公開日:2026年6月7日 / 最終更新日:2026年6月17日

目次

結論|クラウドAI資格は「使うクラウドで選ぶ」——汎用リテラシーは生成AIパスポート

クラウドAI資格は、利用するクラウドで選ぶのが基本です。AWS環境ならAWS AI Practitioner、Google環境ならGenerative AI Leader、特定クラウドに縛られない汎用リテラシー証明なら生成AIパスポートが第一候補。AzureのAI-900は2026年6月に廃止され、後継AI-901は技術寄りに変わった点だけは先に押さえておきましょう。

4資格の選び方早見表——「目的×使うクラウド」で一発判定

迷ったときは「自分が普段どのクラウドを触るか」で切り分けると一発で決まります。特定のクラウドに依存しないAIの基礎リテラシーを証明したいなら生成AIパスポート、AWSを使う・使う予定ならAWS AI Practitioner、Google CloudならGenerative AI Leaderが軸になります。Azureを使う人はAI-900が廃止済みのため、後継のAI-901か別の汎用資格を検討する流れです。なお同じ「比較」でもG検定やE資格など国内資格の横断比較は守備範囲が異なるため、そちらは【横断比較】国内AI資格を一覧|生成AIパス/G検定/E資格/DS検定/ITパス/GATで整理しています。

スクロールできます
あなたのタイプ第一候補
特定クラウドに縛られず基礎を証明したい生成AIパスポート
AWSを実務で使う・転職したいAWS AI Practitioner
Google Cloudに親しみがあるGenerative AI Leader
Azureを使う(非エンジニア)生成AIパス or GAIL(AI-900は廃止)

迷ったら生成AIパスポートが第一候補な3つの理由(11,000円・無期限・ノーコード)

「結局どれか分からない」という人に、まず生成AIパスポートをすすめる理由は3つあります。第一に受験料が11,000円(税込)で、為替に左右されない円建て固定であること。第二に資格そのものが無期限で、3年ごとの更新が要らないこと。第三にPythonなどのコーディングが不要で、非エンジニアでも取り組めるノーコード設計であることです。特定のクラウド製品に依存しないため、勤務先のクラウドが変わっても価値が陳腐化しにくいのも利点です。資格の全体像は「生成AIパスポートとは?【2026年完全ガイド】難易度・合格率・勉強法まで全解説」で詳しく解説しています。

  • 円建て11,000円で為替リスクなし
  • 資格は無期限・更新不要
  • ノーコードで非エンジニア可

【2026年6月の最重要注意】Azure AI-900は廃止済み——後継AI-901は技術寄りへ

クラウドAI資格の比較で2026年に最も注意すべきなのが、Azure AI-900の廃止です。Microsoft Learnの公式試験ページによると、AI-900は2026年6月30日(米国中部時間23:59)で廃止され、以降は受験できません。後継のAI-901はベータが2026年4月21日に開始済みで、2026年6月のGA(一般提供)が見込まれています。重要なのは中身の変化で、AI-901はPython基礎やMicrosoft Foundryでの実装が前提の技術寄り試験へとシフトしました。

つまり「ノーコードでAIの基礎を証明したい」非エンジニアにとって、Azure系の入口は実質なくなった状態です。なお取得済みのAI-900認定は無期限で有効なので、すでに持っている人は心配いりません。

エフネクスト鈴木

正直、これを知らずに古い記事でAI-900を勧められている人が本当に多いです。

編集の補足として、本記事の調査時点(2026年6月17日更新)で各社公式を確認し直したところ、4資格を横並びにできた状況がAzureだけ前提から崩れていました。比較記事の多くがこの移行を反映できていないため、AI-900を含む古い比較表は鵜呑みにしないことをおすすめします。

4資格のスペック徹底比較|受験料・問題数・有効期限・支払い通貨【一覧表】

4資格を一覧で比べると、生成AIパスポートは11,000円・無期限で最も維持コストが低い資格です。AWS・Google・後継のAI-901は700点前後の合格基準・有効期限3年で更新が必要。見落としがちな注意点は支払い通貨で、ベンダー資格は米ドル建て価格のため、円換算額が受験時の為替で変動します。

受験料・問題数・試験時間・有効期限の比較表(4資格・2026年6月時点)

まずは核となる一覧表です。すべて2026年6月14日時点で各社公式を確認した数値に基づいています。生成AIパスポートは11,000円(学生5,500円)・60問60分・無期限、AWS AI Practitionerは100 USD・65問90分・3年、Google Generative AI Leaderは99 USD・50〜60問90分・3年。Azure AI-900は廃止のため新規取得はできず、後継AI-901が受け皿になります。生成AIパスポートの受験料や年5回の日程など細かい条件は「生成AIパスポートの試験日程・申込方法・受験料【2026年・年5回】」でまとめています。

スクロールできます
項目生成AIパスポートAWS AI PractitionerAzure AI-900(廃止)Google Generative AI Leader
主催GUGA(一般社団法人)AWSMicrosoftGoogle Cloud
受験料11,000円/学生5,500円(税込)100 USD(+税・為替)—(廃止)99 USD(+税・為替)
問題数・時間60問・60分65問・90分40〜60問・45分50〜60問・90分
合格基準非公表(目安7割)700/1000点700/1000点非公表
有効期限無期限3年認定は無期限※試験廃止3年
性格汎用リテラシーAWS特化Azure特化Google Cloud特化
状況通常実施通常実施2026/6/30廃止・後継AI-901通常実施
エフネクスト鈴木

この表だけブックマークしておけば、もう他のサイトは見なくて大丈夫です。

支払い通貨の落とし穴——ベンダー資格はUSD建て、生成AIパスは円建て固定

多くの比較記事が触れていないのが支払い通貨の違いです。AWS AI Practitionerは100 USD、Google Generative AI Leaderは99 USDと、いずれも米ドル建ての価格です。AWS公式も「現地の税や為替の調整が適用される場合がある」と明記しており、円換算の請求額は受験時のレート次第で上下します。円安局面では各社記事の「約14,500〜15,000円」という目安を超えることもあり得ます。一方、生成AIパスポートは11,000円の円建て固定で為替の影響を受けません。数百円〜千円台の差ですが、複数資格を取る人ほど効いてくるコストです。

難易度と学習時間の比較(生成AIパス10〜30h/AWS約50h/Google数日〜2週)

学習コストの目安も押さえておきましょう。生成AIパスポートは学習時間の目安が10〜30時間で、GUGA公式の発表では2026年4月試験の合格率が79.35%(受験9,436名・合格7,487名)と、しっかり準備すれば多くの人が合格できる難易度です。AWS AI Practitionerは推奨学習時間が約50時間とされ、Bedrockなど具体的なAWSサービス名が問われる分やや重め。Google Generative AI Leaderは前提知識が不要で、数日〜2週間程度の学習で狙えるとする解説が多い水準です。「最短で1本」なら生成AIパスポートかGoogle、「AWS実務に直結させたい」ならAWSという整理になります。

  • 生成AIパス:10〜30時間
  • AWS:推奨約50時間
  • Google:数日〜2週間が目安

そもそも性格が違う|「汎用リテラシー資格」と「ベンダー特化資格」の棲み分け

生成AIパスポートは特定クラウドに依存しない汎用AIリテラシーを証明する資格、AWS・Azure・GoogleのAI資格は各クラウド製品の活用知識に特化した資格です。両者は競合ではなく役割が違います。非エンジニアが「とりあえずAIの基礎を証明したい」なら前者、特定クラウドで実務に関わるなら後者が向きます。

エフネクスト鈴木

「両方いる?」とよく聞かれますが、まずは汎用1本でOKです。

生成AIパスポートが証明するもの——クラウド非依存の汎用AIリテラシー

生成AIパスポートが証明するのは、特定のクラウド製品に縛られない、生成AIの基礎知識と実務での活用リテラシーです。出題範囲はGUGAのシラバスに沿っており、2026年2月試験からはRAGやAIエージェント、AI新法(2025年6月交付)といった新しいトピックも追加されています。プロンプトの考え方、情報漏えいリスク、著作権など「どのツールでも共通して必要な土台」を押さえる設計です。だからこそ勤務先で使うAIがChatGPTでもGeminiでもCopilotでも、学んだ内容がそのまま使えます。

ベンダー資格が証明するもの——Bedrock・Vertex AI等の各クラウド製品活用力

一方、ベンダー資格が証明するのはそのクラウド特有の製品・サービスを使ったAI活用力です。AWS AI PractitionerならAmazon BedrockやSageMaker、Google Generative AI LeaderならGemini・Vertex AI、AzureならMicrosoft Foundryといった具体的な製品名と使いどころが問われます。自社や顧客が特定のクラウドを採用している場合、その環境に直結した知識を持っていることを示せるのが強みです。逆に言えば、別のクラウドに移ると価値が活きにくい側面もあります。

  • AWS=Bedrock・SageMaker
  • Google=Gemini・Vertex AI
  • Azure=Microsoft Foundry

非エンジニアにはどれが向く?AI-900廃止後に「ノーコードで残る」資格

非エンジニアにとって状況が変わったのが、AI-900廃止後の選択肢です。後継のAI-901はPython基礎や実装が前提の技術寄りになったため、「コードを書かずにAIの基礎を証明したい」層の受け皿ではなくなりました。ノーコードで取り組める汎用系として残るのは、生成AIパスポートとGoogle Generative AI Leaderです。後者は前提条件なし・全職種対象で、ビジネス視点でのAI活用を問う設計のため、コーディング未経験でも挑戦できます。事務・営業・マーケなどの職種なら、この2つから選ぶのが現実的です。

ケース別おすすめ|あなたが取るべきクラウドAI資格はこれ

事務・営業・マーケなど非エンジニアはまず生成AIパスポート、Google環境に親しみがあるならGenerative AI Leaderも有力です。AWS環境で働く・転職したいならAWS AI Practitioner。就活生は学割5,500円の生成AIパスポートがコスパ最良。併取するなら生成AIパスポートで土台を作ってからベンダー資格へ進むのが効率的です。

事務・営業・マーケ(非エンジニア)→生成AIパスポート or Google GAIL

最大ボリュームの非エンジニア層には、生成AIパスポートが第一候補です。円建て11,000円・無期限・ノーコードと、最も始めやすい条件がそろっています。すでにGoogle CloudやGeminiを業務で触っている、あるいはこれから使う予定があるなら、Google Generative AI Leaderも有力。どちらもコーディング不要で、AIをビジネスにどう活かすかという視点で問われるため、職種を問わず取り組めます。まず1本だけ選ぶなら、勤務先のクラウド状況で決めて構いません。

AWS環境で働く・転職したい→AWS AI Practitioner(100 USD)

勤務先や転職先がAWSを採用しているなら、迷わずAWS AI Practitioner(100 USD)です。BedrockやSageMakerといったAWSサービスに直結した知識を証明でき、実務での説得力が違います。さらに2026年9月30日まで、AIF-C01に合格するとAWS Certified Cloud Practitioner(CLF-C02)を無料で受験できる50%割引キャンペーンも実施されています。AWSで2資格をまとめて狙いたい人には、この期間が狙い目です。

就活生・コスパ最優先→生成AIパスポート(学割5,500円)

就活生やコスパを最優先したい人には、学割が効く生成AIパスポート(5,500円)が最有力です。一般の半額で受けられ、しかも資格は無期限なので、在学中に取得しておけば社会人になっても更新の手間や費用がかかりません。AIリテラシーは業種を問わず評価されつつあり、エントリーシートや面接で「生成AIの基礎を体系的に学んだ」と示せるのは差別化になります。ベンダー資格はUSD建てで割高になりがちな点も、学生にとっては生成AIパスポートを選ぶ理由になります。

併取と取得順序——生成AIパスポートで土台→ベンダー資格へ

2つ以上を取るなら、生成AIパスポートで汎用の土台を作ってから、使うクラウドのベンダー資格へ進む順序が効率的です。先に共通の基礎概念を押さえておけば、ベンダー資格で出てくる製品の位置づけが理解しやすくなります。汎用→特化という流れは学習履歴としても説明しやすく、面接でも筋の通ったストーリーになります。資格取得後のキャリアの広げ方や次の一手は、「生成AIパスポートの次に取る資格は?【G検定→E資格→DS検定】ステップアップ」も参考にしてください。

エフネクスト鈴木

私なら、まず生成AIパス→必要になったら使うクラウドの資格、の順で取ります。

よくある質問

AWS/Azure/Googleの資格と生成AIパスポートは何が違いますか?

生成AIパスポートは特定クラウドに依存しない汎用AIリテラシーを証明する資格、ベンダー3資格は各クラウド製品の活用に特化した資格です。前者はどのツールでも使える基礎、後者はBedrockやVertex AIなど特定環境の知識を示します。役割が異なるため、目的に応じて選びます。

結局どれを選べばいいですか?

使うクラウドで選ぶのが基本で、特定クラウドに縛られないなら生成AIパスポートが第一候補です。AWS環境ならAWS AI Practitioner、Google環境ならGenerative AI Leader。Azureを使う非エンジニアは、AI-900が廃止されたため生成AIパスポートかGoogleを検討しましょう。

「AWSとGUGAどっち」が知りたいです。

AWS環境で実務に関わるならAWS AI Practitioner、AIの汎用リテラシー証明ならGUGAの生成AIパスポートが適しています。AWSを触らない・特定クラウドに縛られたくないなら生成AIパスポート、AWSで働くなら前者という棲み分けです。両方取る場合は生成AIパスポートを先に取ると土台になります。

Azure AI-900は今でも受けられますか?

AI-900は2026年6月30日(米国中部時間)で廃止され、それ以降は新規受験できません。後継はAI-901です。すでにAI-900に合格している場合、認定そのものは無期限で有効なので再取得は不要です。これから始める人はAI-901か、別の汎用資格を検討することになります。

AI-901は生成AIパスポートの代わりになりますか?

なりにくいです。AI-901はPython基礎やMicrosoft Foundryでの実装が前提の技術寄り試験へと変わりました。ノーコードで基礎を証明したい人には、生成AIパスポートやGoogle Generative AI Leaderの方が向いています。エンジニア志向でAzureを使うならAI-901が選択肢になります。

受験料はどれが安いですか?

学生なら生成AIパスポートの5,500円が最安です。一般は生成AIパスポート11,000円、AWS AI Practitioner100 USD、Google Generative AI Leader99 USDが目安。ベンダー資格はUSD建てのため、円換算額は為替で変動します。生成AIパスポートだけが円建て固定で為替リスクがありません。

ベンダー資格に有効期限はありますか?

AWS AI Practitioner・Google Generative AI Leaderはいずれも有効期限3年で、更新が必要です。AzureのAI-901も同様の更新型です。一方、生成AIパスポートの資格は無期限なので、一度取得すれば更新の手間や費用はかかりません。長期で見た維持コストは生成AIパスポートが有利です。

併取する価値はありますか?

あります。生成AIパスポートで汎用の土台を作り、使うクラウドのベンダー資格を重ねると、面接でも説明しやすい学習履歴になります。順序としては汎用→特化が効率的で、基礎概念を先に押さえると製品知識の理解が早まります。まず1本でも十分価値はあるので、必要に応じて足していく形で構いません。

支払いで気をつけることはありますか?

ベンダー資格はUSD建て価格のため、為替の影響を受けます。円安局面では各社記事の円換算目安より請求額が増えることがあるので、受験前に最新レートを確認しましょう。生成AIパスポートは11,000円の円建て固定で為替リスクがありません。複数受験する人ほど通貨の差は意識した方がよいです。

まとめ|クラウドAI資格は「使うクラウド」で選ぶ

クラウドAI資格は、最終的に「自分が普段どのクラウドを触るか」で選ぶのが最も失敗しません。汎用リテラシーの証明なら円建て・無期限・ノーコードの生成AIパスポート、AWS環境ならAWS AI Practitioner、Google環境ならGenerative AI Leaderが基本です。Azureを考えていた人は、AI-900が廃止され後継AI-901が技術寄りになった点を踏まえて選び直しましょう。

  • 汎用は生成AIパス(11,000円・無期限)
  • AWSはAIF・GoogleはGAIL(3年)
  • AI-900は廃止・AI-901は技術寄り

どの資格を取るにせよ、独学が不安なら対策講座を使うと最短ルートになります。講座選びは「生成AIパスポート対策講座おすすめ比較【ユーキャン/スキルアップAI/Udemy】」を参考に、自分の学習スタイルに合うものを選んでください。

あわせて読みたい
生成AIパスポート講座おすすめ比較|ユーキャン・スキルアップAI・Udemyを料金と特典で中立評価【2026年】 生成AIパスポートの対策講座とは、GUGA認定または市販の動画教材で試験合格を効率化する有料の学習サービスです。 対策講座は大きく3系統に分かれます。独学が不安なら...
エフネクスト鈴木

結局、自分が普段触るクラウドが答えになります!!

六本木二丁目にあるお洒落な派遣会社

エフネクスト

仙台・大阪・福岡にも営業所を展開中!

参考URL一覧

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

記事監修者

派遣業界で15年以上、営業として企業と人をつなぐ仕事に携わってきました。現在はエフネクストの広報部に所属し、これまでの営業経験を活かしながら、会社の魅力を発信する仕事をしています。
2013年に「ビジネス実務法務検定2級」と「行政書士」資格を取得。この資格を活かし、法務やコンプライアンスの視点からも安心できる情報発信を心がけています。「人の想いと企業の想いをつなぐ広報」を目指して活動中です。

コメント

コメントする

目次