介護施設の種類と特徴|8種類を比較して自分に合う職場を見つける【2026年版】

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介護施設は入所系・通所系・訪問系の3つに大別される。施設の種類によって仕事内容・夜勤の有無・利用者の介護度・給料が大きく異なるため、自分の希望に合った施設を選ぶことが重要だ。

主要8種類の施設を仕事内容・夜勤・給料・未経験おすすめ度で比較すると、月収が最も高いのは特養の361,860円、未経験から始めやすいのは研修体制が充実した特養・老健またはデイサービスです。この記事では全8種類の特徴に加え、タイプ別のおすすめ施設も提案します。

この記事のポイント

  • 8種類の施設を比較表で解説
  • 施設別の月収データつき
  • タイプ別おすすめ施設を5パターン提示
  • 未経験者に最適な施設も明示

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目次

【一覧表】介護施設8種類の特徴を比較

介護施設は種類が多く、初めての方は「どこがどう違うの?」と混乱しがちです。まず8種類の施設を仕事内容・夜勤・月収・未経験おすすめ度の4軸で比較した一覧表を見て、全体像をつかみましょう。

  • 入所系・通所系・訪問系の3分類
  • 月収は特養361,860円が最高水準
  • 未経験なら特養・老健・デイが◎

施設8種類の比較表【仕事内容・夜勤・給料・未経験おすすめ度】

8種類の施設を4軸で横並び比較しました。スマホの方は横スクロールで全項目を確認できます

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施設分類主な仕事内容夜勤月収(常勤)未経験おすすめ度
特別養護老人ホーム(特養)入所生活支援・身体介護・看取りあり361,860円◎(研修充実)
介護老人保健施設(老健)入所リハビリ支援・医療連携あり352,900円◎(多職種連携を学べる)
有料老人ホーム入所生活支援・レクリエーションあり361,000円(※予想)
サービス付き高齢者向け住宅入所見守り・生活相談施設による361,000円(※予想・特定施設)
グループホーム入所認知症ケア・家事支援あり302,010円○(少人数制)
デイサービス通所送迎・機能訓練・レクなし294,440円◎(日勤のみ)
デイケア通所リハビリ支援なし319,310円
訪問介護訪問身体介護・生活援助基本なし349,740円△(1人対応)

出典:厚生労働省「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果」を基に作成。※有料老人ホーム・サ高住は特定施設入居者生活介護事業所のデータを参考値として記載。

3分類で理解する|入所系・通所系・訪問系

介護施設は「入所系」「通所系」「訪問系」の3つに大別され、それぞれで勤務スタイルが全く異なります

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分類特徴代表的な施設
入所系利用者が24時間生活する施設。夜勤あり特養・老健・有料・サ高住・GH
通所系利用者が日帰りで通う施設。夜勤なしデイサービス・デイケア
訪問系利用者の自宅に訪問。基本夜勤なし訪問介護

「夜勤がイヤ」→通所系or訪問系、「スキルを幅広く身につけたい」→入所系、「1対1で深く関わりたい」→訪問系、と自分の優先条件で絞り込むと施設選びがスムーズです。

入所系施設の特徴と働き方

入所系は利用者が24時間生活する施設で、夜勤がある代わりに給料が高い傾向にあります。5種類の入所系施設はそれぞれ対象者や介護度が異なり、仕事のやりがいや体力的な負担も施設ごとに違います。

  • 特養:重度介護×最高水準の月収
  • 老健:リハビリ×多職種連携
  • GH:認知症ケア×家庭的な環境

特別養護老人ホーム(特養)|重度介護×高給与

要介護3以上の方が対象で、終身利用が前提の施設です。月収361,860円と全施設中で最高水準。身体介護が中心で体力的負担は大きいですが、大規模法人が多く研修体制が充実しているため、未経験者がスキルを身につけるのに最適な環境です。看取りケアも行うため、介護の全領域を経験できます。

介護老人保健施設(老健)|リハビリ×多職種連携

在宅復帰が目的の施設で、医師・看護師・PT/OT(理学療法士/作業療法士)が常駐しています。入所期間は3〜6ヶ月が目安で、利用者の回復を間近で見られるやりがいがあります。多職種連携を学べるため、将来ケアマネジャーや相談員を目指す方に向いている環境です。

有料老人ホーム|多様なサービス×民間ならではの環境

介護付き・住宅型・健康型の3種類があり、施設ごとのカラーが非常に強いのが特徴です。高級路線の施設では接客に近いサービスが求められ、ICT導入が進んだ施設ではタブレット操作も日常業務になります。利用者の介護度は施設によって幅広いです。

サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)

見守りと生活相談がメインの業務で、比較的自立度の高い利用者が多い施設です。「介護型」と「一般型」で業務内容が大きく異なり、介護型は特定施設入居者生活介護として身体介護も行いますが、一般型は見守りが中心です。

グループホーム|認知症ケア×家庭的な雰囲気

認知症の方5〜9名の少人数ユニットで、家事を分担しながら共同生活を送る施設です。アットホームな環境で一人ひとりに深く関われるのが魅力ですが、月収は302,010円とやや低めの水準になっています。認知症ケアの専門性を高めたい方に向いています。

通所系施設の特徴と働き方

通所系は利用者が日帰りで通う施設で、夜勤がないのが最大の特徴です。ワークライフバランスを重視する方や、身体的負担を抑えたい方に人気があります。

  • デイサービス:日勤のみ×レク中心
  • デイケア:リハビリ支援×医療連携

デイサービス(通所介護)|日勤のみ×レクリエーション

利用者が日帰りで通う施設で、送迎・入浴・食事・機能訓練・レクリエーションが主な業務です。夜勤なし・土日休みの施設が多く、子育て中の方やプライベートを重視する方にぴったりです。月収294,440円と入所系より低めですが、身体的負担は大幅に軽減されます。未経験から始めやすい施設の一つでしょう。

デイケア(通所リハビリテーション)|リハビリ中心

デイサービスと似ていますが、医師の指示の下でPT/OTが中心となってリハビリを実施する点が大きな違いです。介護職はリハビリ補助や生活支援を担当します。月収は319,310円とデイサービスより約2.5万円高い水準です。

訪問系の特徴と働き方

訪問介護は利用者の自宅に訪問して1対1でケアを提供するスタイルです。一人で判断する場面が多いため、ある程度の経験を積んでから挑戦するのがおすすめです。

  • 1対1で深く関われる
  • 夜勤なし・自分のペースで働ける
  • 初任者研修以上の資格が必須

訪問介護|1対1のケア×自立支援

利用者の自宅で身体介護(食事・入浴・排泄介助)と生活援助(掃除・洗濯・調理)を提供します。1対1で深く関われる反面、その場で1人で判断・対応する場面が多いため、未経験者にはやや難易度が高いです。

訪問介護の身体介護に従事するには初任者研修以上の資格が必須(施設内介護と異なり無資格では身体介護不可)です。月収は349,740円と高水準で、夜勤なしでこの水準を得られるのは訪問介護の大きなメリットといえます。

▶ 関連記事:初任者研修の全体像

タイプ別おすすめ施設|あなたに合うのはどこ?

8種類の施設を知った上で、「じゃあ自分にはどこが合うの?」と悩む方のために、5つの優先条件別にベストな施設を提案します。自分の状況に近いタイプを選んでみてください。

  • スキルアップ重視→特養・老健
  • 身体的負担を抑えたい→デイ・サ高住
  • 高収入を目指す→特養+夜勤

スキルアップ重視→特養・老健

幅広い身体介護を経験でき、研修体制が充実している特養・老健は、介護スキルを短期間で伸ばすのに最適です。介護福祉士取得→サービス提供責任者→管理者→ケアマネジャーの王道キャリアを歩むなら、まず入所系で実力をつけるのが近道でしょう。

身体的負担を抑えたい→デイサービス・サ高住

デイサービスは日勤のみで夜勤がなく、利用者の介護度も比較的軽い方が多いため、腰痛持ちの方や体力に不安がある方に向いています。サ高住(一般型)は見守りが中心で身体介護の頻度が低いため、さらに体力的な負担を軽減できます。

夜勤なしで働きたい→デイサービス・訪問介護

子育て中の方や家庭との両立を重視する方は、夜勤なしのデイサービスか訪問介護が選択肢になります。デイサービスは土日休みの施設も多く、訪問介護は自分のペースで働きやすいスタイルです。

認知症ケアに興味がある→グループホーム

5〜9名の少人数制で一人ひとりに深く関われるグループホームは、認知症ケアの専門性を高めたい方に最適です。家庭的な雰囲気の中で利用者と長期的な関係を築けるのは、大規模施設にはない魅力でしょう。

高収入を目指したい→特養・有料老人ホーム+夜勤

月収36万円台の特養・有料老人ホームで夜勤手当を加算すると、年収450万円以上も射程圏内です。介護福祉士を取得すればさらに資格手当が加わり、ケアマネジャーや管理職に進めば年収500万円も見えてきます。

▶ 関連記事:施設別の給料データ

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よくある質問

介護施設は全部で何種類ある?

主要な施設は8種類(特養・老健・有料・サ高住・グループホーム・デイサービス・デイケア・訪問介護)です。このほかに介護医療院・ケアハウス・小規模多機能型居宅介護なども含めると10種類以上あります。

未経験で最初に働くならどの施設がおすすめ?

大規模な特養か老健がおすすめです。研修体制が整っており先輩職員も多いため、安心して学べます。身体的負担が心配ならデイサービスから始めるのも良い選択です。

夜勤がない施設はどこ?

デイサービス(通所介護)とデイケア(通所リハ)は日勤のみです。訪問介護も基本的に夜勤はありません。

給料が高い施設はどこ?

特養(月収361,860円)と有料老人ホーム(月収361,000円前後)が最高水準です。夜勤手当が含まれるため高い傾向にあります。

無資格でも働ける施設は?

特養・老健・有料・サ高住・グループホーム・デイサービスは無資格でも応募可能な求人があります。ただし訪問介護の身体介護には初任者研修以上の資格が必要です。

施設によって仕事内容はどのくらい違う?

大きく異なります。特養は重度の身体介護、デイサービスはレクリエーション中心、訪問介護は1対1の在宅ケアです。「介護職」と一括りにできないほど違うため、施設選びは慎重に行いましょう。

エフネクストの派遣ではどの施設で働ける?

エフネクストでは特養・老健・有料・デイサービスなど多様な施設の派遣求人を取り扱っています。希望に合う施設を担当者が提案してくれるので、まずは相談してみてください。

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まとめ|「どの施設で働くか」で介護のキャリアが変わる

介護施設は入所系・通所系・訪問系の3分類、主要8種類があり、施設の種類によって仕事内容・夜勤・給料・やりがいが大きく異なります。「介護職に転職したい」と思った次のステップは、「どの施設で働くか」を決めることです。

施設選びの3ステップ

  • ①自分の優先条件を決める(給料/夜勤/体力/やりがい)
  • ②条件に合う施設タイプを絞り込む
  • ③職場見学で雰囲気を確認してから決める

施設選びを間違えると「介護が嫌になった」ではなく「この施設が合わなかっただけ」という悲しいミスマッチが起きます。まず初任者研修で介護の基礎を学び、できれば複数施設を見学してから、自分に合った職場を選んでください。

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記事監修者

『介護士・看護師』派遣紹介事業の業界歴:9年
介護・看護領域の派遣・紹介における豊富な経験を活かし、関東エリアの施設ニーズや現場状況を深く理解しています。
求職者と施設の双方の希望を踏まえ、最適なマッチングをスピーディーに実現。働き方やキャリアの方向性も含め、最も納得できる選択を導くサポートをいたします。

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