ー 本日はよろしくお願いします。はじめに、皆さんの担当業務を教えてください。 島田さんは取締役ですが、担当業務という形でお答えいただけますか。
島田：株式会社エフネクスト専務取締役の島田です。クライアントワークが中心なので、「営業」と捉えていただければと思います。営業ラウンダー事務局や、行政の案件も窓口になっています。
若林：エフネクストの若林です。SNS運用と、業務委託いただいているモーションキャプチャスタジオの運営。営業事務も一部担当しています。
ー 社名から言うんですね（笑）最後に神田さんお願いします。
神田：はい！エクスピア…エフネクストです！失礼しました！(笑)
一同：(笑)
神田：神田です。営業ラウンダー事務局と、新規の営業を中心に担当しております。
ー ありがとうございます。ではFREAK WORKS（2022年4月閉鎖）の閉鎖に踏み切った理由から教えてください。
島田：コンセプトの「熱狂」というところに、アクションが起こせなかったのが大きいね。継続的な取り組みができていないのと、求人サイトの価値に見切りがつけられた。
ー 神田さんは動画コンテンツにもご出演いただきました。あとは求人の掲載依頼での関わりでしょうか。
神田：そうですね。撮影は非常に緊張しました（笑）コンテンツに関心はあったものの、深く携わることができなかったなという思いはあります。
若林：私は求人掲載が中心だったので、「独自の求人サイト」というイメージが強かったです。自社でガイドライン設定できるのはメリットだったのかな。
ー FREAK WORKSを通して、良かったこと、悪かったこと。それぞれお聞かせください。
島田：企画・制作に触れるキッカケになったのは良かった。「遊び」がある会社にしたくて、自分たちが思い描いたものを作り上げてく体験ができたんじゃないかな。それがいま仕事に繋がっていることもあると思うよ。悪かった点は…チームビルディングが出来てなかった。それがコンテンツの継続に響き、求人関係も作業的になってしまった。でもいろんなものを経験できて良かった点のほうが多かったね。
ー もっと営業所や客先常駐の社員を巻き込めると良かったですね。現場をみてもらうと「こんな風にやってるんだ！」という空気ができるのを感じます。
島田：そうだね。「熱狂」が、伝わりきらなかった。営業所との温度差はすごく感じた。
若林：私はわくわく感があったので、すごく良かった点というか。悪い点、あげるとすれば求人で、SEO弱かったかなと。試行錯誤したけど、結果が見えないのがちょっと残念でした。次に繋がる経験かもしれないので、プラスに捉えてます。
神田：私たち営業が止めてしまったという気持ちがあります。詰め切れていなくて、掲載せずに完結してしまった。良かった点はシンプルに、楽しそうだなと思いました。居酒屋での撮影が印象的ですごく楽しかったです。いまだにあの動画観ます（笑）
島田：「参加する」っていうのが良かったんじゃないかな。コンテンツや構成を考えたり、実際の撮影や編集だったり。社員の成長に繋がったと思う。僕自身も派遣の歴史を勉強し直すキッカケになった。
ー コーポレートサイトとFREAK WORKSを分けた理由を教えてください。
島田：ネタが欲しかった。やっぱり営業なんでね。企業に対してと、個人に対してのメッセージで違うのが理由です。求人で大手に敵わないのは当然なので、「求人サイト」というイメージはなかった。
ー 「遊び場」みたいなイメージは、分ける理由として最たるものでした。
島田：パートナー会社様の協力もあり、サイトの初期費用は抑えられたので、求人の成果がそこまででも、いちいち言わないようにしてたね。
ー 実際に採用へ至ったパターンはありますか。
若林：電話の問い合わせは来たみたいですね。
島田：名刺がキッカケの問い合わせは営業部で対応してたね。ただスピード感は欠けてた。営業と求人部の連携が甘くて、昔の案件がそのままだったりする。
若林：把握し切れていない部分があって、その点は連携が甘いと言えるかもしれないですね。
ー 神田さんが掲載依頼した案件で応募はありましたか。
神田：申し訳ないですが、サイト経由で私にはなかったです。
島田：若林が給与間違えて掲載したときは反響あったね（笑）
若林：ケタ間違えました（笑）
島田：もうサムネの釣りみたいなもんだよね。「これ、日給12万もらえるんスよね？」みたいな。
神田：ははは（笑）
若林：あれは焦りました…
島田：結局カネなんだなって。思っちゃったけど。
ー 他社サイトと見劣りした点は。
島田：ちょっと尖ったコンテンツや求人メディアということで、他社と単純な比較はしてなかったんですよね。ただ流入経路が少なくて閲覧数が伸びない。認知度をはじめすべてにおいて物足りなさがあったんじゃないかな。
ー 正直、「会社の知名度でしょ」という気持ちもあります。
島田：言ってしまうと資本力だね。求人はやっぱカネになるから。カネで人を集めるのは簡単だけど、媒体の面白さから求人に繋げられるサイトに作れたら良かった。あと、ウチの利益だけよりも他の企業ともっと協力したほうが、繋がりができると思う。そういうプラットフォームになれたら良いんじゃないかな。
ー リファラル採用にもFREAK WORKSが関係していますか。
若林：「うちの案件が載ってるよ」ってみせたことはあるけど、関係と言われるとどうなんですかね？
神田：ひとつの入り口として非常に良かったと思うんですが。私が直近で出せていないので、関係性まではっきりとは申し上げられないです。
島田：逆に言うと、サイトの閉鎖がリクルーティングに影響するとは考えてないです。前まで、FREAK WORKSで案件をみてほしいと思ったけど、カネだけで仕事探す人がウチに必要なの？という気持ちはあるね。
ー 待遇も大事な要素ではあります。
島田：お金以外で差別化が難しい案件もあるじゃない。みんなが楽しそうにやってる、この会社働いてみたい！というキッカケのほうがいい。給料とか二の次で飛び込んできてほしいよね。直近でも、JOチャンネルが好きで入社した人もいるよ。
ー 感覚が近い人や濃い人が集まったほうが面白いですよね。
島田：今いるメンバーは「お金目当て」っていう匂いはあまりしないよね。自分たちの業務に気持ちが向いてるっていうか。
神田：…（天を仰ぐ）
一同：（笑）
若林：私は待遇で転職したわけではないですね。ちょうど考えていたときに誘ってくれたというか。
神田：私もお金じゃなかったと思います。紹介で入社して…
島田：バックレて。
神田：それです。やっぱり、その話なっちゃいますよねー、話そうか迷いました（笑）
島田：でも、神田が社員になろうと思ったキッカケは違うんだろうな。カネじゃないと思ってる。
神田：そうですね。ずっと「お金お金」とは言ってないです。
島田：「バイト代でるなら案件手伝います」とか「給料いいんですか」とか言うやつはたくさんいるんだけどな。神田のことは昔からよく知ってるけど180度変わった男だね。
ー 若林さんが紹介した人は待遇も重視してました？
若林：「まずは仕事したい」が先でしたね。
島田：そうね。弱ってる人を…
若林：狙ってはないです！たまたま。
ー 相談される関係値が作れた、ってことですね。
若林：うん。そういうことにしといてください。というかそういうことです。
この続きは後編の記事をご覧ください⇒【エフネクスト社員対談Vol.4＜後編＞】-FREAK WORKS「自分の人生に熱狂する」- これからのこと。
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