こんにちは、エフネクスト広報部 座波です。
今回はいままでにお伝えしてきたニュースから趣を変え、一個人の主観を交えたコラムをお送りします。
当コラムでは、弊社でどのような考えを持った社員が働いているのか、皆様に感じていただければ幸いです。
初のコラムのため、お見苦しい部分もあるかと存じますが、読み物として皆様にお楽しみいただければと存じます。
さて、霜降を迎え日も短くなりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
「食欲の秋」という方もいらっしゃるかと思いますが、今回は「仕事と趣味」について考えてみたいと思います。
先日、関係会社の方から興味深いお話を伺いました。
その方は仕事で誰よりも成果を出すだけでなく、趣味も妥協なく打ち込んでいて、貪欲なその姿勢には学ぶところが多くあります。
そんな彼曰く、人生において、仕事は「ごはん(お米)」で、趣味は「おかず(惣菜)」だというのです。
仕事ばかりでも飽きてしまうし、趣味ばかりではお腹がすくから、と。
考えてみれば仕事ばかりでは味気ない気もしますし、趣味ばかりでは文字通りごはんが食べられないということにもなりうるでしょう。
ただ、はじめ聞いたときに私がピンとこなかったのは、仕事をごはんに喩えていたことでした。
おかずはバリエーションも豊富で好みが如実に現れるので、趣味に喩えられるのは容易に理解できました。
対して、ごはんは皆同じように食べているし、「仕事なんて同じようなもの」と言われたような気がして、当時はあまり面白くない気持ちになったことを覚えています。
しかし、仕事でご一緒しているうちに、その意味するところが分かってきたのです。
同じ仕事をしていても、当然人それぞれに取り組み方も違い、また、同じ人でも違う仕事をするとまた違った一面が見えることに気づきました。
一口に「ごはん」と言っても、炊き方や品種、精米の具合に至るまで様々な味わいを持つように、一見すると似たようなもの。
だからこそ追及のし甲斐があるし、仕事は違っても共通するものがある。という意味なのではないかと考えを新たにしました。
人生を楽しむために、どちらも妥協できない要素であり、ごはんとおかずのように、仕事と趣味のバランスが人生を楽しむ秘訣。という見解に納得させられました。
また、「プライベート」と言ったときには、趣味に加えて個人的なつながりの意味合いも含まれてくるわけですが、それら家族や友人との時間は潤い、つまり「水分」なのかもしれません。
少々語弊があるものの、人生を食事に喩えた話から考えさせられることがたくさんありました。
食事といえば、シチュエーションもその味わいに影響するのではないでしょうか。
「どこで」「誰と」食べるのか。人によって違いはあれど、好ましいシチュエーションがあるかと思います。
先の喩えのように、仕事や趣味も通ずるところがあるかも知れません。
「何を」「どんなバランスで」に加えて、「どこで」「誰と」「どう」するかによって、楽しみ方も変わってくるように思います。
人生の中で、少なくない時間を費やす「仕事」。
弊社で就業される方においては、その質についても納得できる環境を用意したいものだと感じます。