「終活アドバイザーに1級・2級・3級はあるの?」——この疑問を持つ方は多いですが、答えは「終活アドバイザー(NPO法人ら・し・さ認定)自体に級の区分はありません」。1級〜3級があるのは別団体の資格「終活ガイド」です。この記事では両者の違いと、それぞれの級制度を正確に解説します。
「終活アドバイザー 1級」「終活アドバイザー 2級」と検索する方が多いですが、NPO法人ら・し・さが認定する「終活アドバイザー」は1種類のみの資格であり、1級・2級・3級という区分は存在しません。一方、終活協議会が発行する「終活ガイド」には3級・2級・1級の段階制があります。混同しやすいこの2つの資格の違いを、2026年最新情報をもとに正確に解説します。
終活アドバイザーに1級・2級・3級はあるの?
「終活アドバイザー」を検索すると「1級・2級・3級」という言葉が出てきます。これは2つの異なる資格が混同されているためです。ここでは終活アドバイザー(ら・し・さ認定)の資格区分と、終活ガイド(終活協議会)の1〜3級制度の違いを明確に整理します。
終活アドバイザー(ら・し・さ認定)の資格区分
NPO法人ら・し・さが認定する「終活アドバイザー」は、1種類の資格のみです。1級・2級・3級などの段階制は設けられていません。
- 資格名:終活アドバイザー(1種類)
- 主催:NPO法人ら・し・さ/終活アドバイザー協会
- 取得:ユーキャン通信講座受講・試験合格
- 合格後:任意で協会入会し認定証取得
- 1級・2級・3級の区分:存在しない
終活アドバイザーを取得した後のキャリアアップは、資格の「上位級」への進学ではなく、「他の資格(FP・行政書士等)との組み合わせ」や「実務経験の積み重ね」によって実現します。
「終活ガイド」(終活協議会)の1級〜3級との違い
「終活アドバイザーの1級・2級・3級」と混同されるのは、一般社団法人終活協議会が発行する「終活ガイド」資格の段階制です。
| 比較項目 | 終活アドバイザー | 終活ガイド(終活協議会) |
|---|---|---|
| 主催団体 | NPO法人ら・し・さ | 一般社団法人終活協議会 |
| 級の区分 | なし(1種類のみ) | 3級・2級・1級の3段階 |
| 取得ルート | ユーキャン通信講座 | オンライン・会場講座 |
| 入門費用 | 39,000円(ユーキャン一括) | 無料(3級)から |
| 年会費 | 6,000円(協会入会時) | 1級のみ3,300円/年 |
| 認知度・求人 | 業界認知度が高い | 段階的取得が特徴 |
ネット上で「終活アドバイザー 2級」「終活アドバイザー 3級」と検索してヒットする情報の多くは、実際には「終活ガイド」の各級に関する情報です。資格を選ぶ際は必ず主催団体を確認してください。
終活ガイド1級・2級・3級の詳細
終活ガイド(終活協議会)の3段階制資格は、入門から専門家レベルまで段階的に学べるのが特徴です。3級は無料で取得でき、1級は終活セミナー講師として活動できる専門家レベルの内容です。各級の詳細を確認しましょう。
各級の内容・費用・難易度
2026年時点での終活ガイド各級の詳細は以下の通りです。
終活ガイド3級(入門レベル)
- 費用:無料(認定証は種類・枚数により3,000円〜)
- 学習時間:約1時間(動画・オンライン)
- 難易度:とても易しい(ほぼ全員合格)
- 内容:終活の全体像・基礎知識
費用:5,000円(税込)、学習時間:約3時間(動画・Zoom)、難易度:やや易しい(講座受講で取得可能)、内容:終活の実務知識(医療・介護・保険・相続・葬儀・お墓)。2級は年会費不要で、実務アドバイザーレベルの知識が身につきます。
費用:50,000円(税込)+年会費3,300円(初年度無料)、学習方法:テキスト(冊子)での自習後にオンラインテスト(50問)、難易度:やや易しい〜中(テキスト参照可で受験)、内容:終活の専門的な問題解決力、セミナー講師としての活動が可能。1級取得後は「終活ガイド1級資格者」として認定され、終活相談・セミナー講師として本格的な活動が始められます。
3級(無料)から始めるメリット
終活ガイド3級は無料取得できる唯一の終活資格です。終活への関心はあるが費用をかけたくない方の最初の一歩として最適です。
メリット1:費用ゼロでリスクなし お金をかけずに終活の全体像を学べます。「終活資格に興味はあるが、本当に続けられるか不安」という方が試すのに最適です。
メリット2:約1時間で完了 動画学習で約1時間で終了するため、まとまった時間が取れない忙しい社会人・主婦の方でも気軽に取り組めます。
メリット3:段階的なステップアップが可能 3級→2級(5,000円)→1級(50,000円)と興味・目的に応じて段階的に取得できます。3級で「終活に向いている」と確認してから上位級に進む判断ができます。
終活資格の「級」による違いと選び方
「終活アドバイザー」と「終活ガイド各級」のどちらを選ぶべきか。目的に応じた資格・級の選び方と、終活アドバイザーとダブル取得するメリットを解説します。あなたの目標に合った資格の組み合わせを見つけましょう。
目的に応じた資格・級の選び方
目的別の最適な資格・級の選び方をまとめます。
- 費用ゼロで試したい → 終活ガイド3級(無料)
- 実務知識を安く得たい → 終活ガイド2級(5,000円)
- 就職・転職に活かしたい → 終活アドバイザー(ユーキャン)
- セミナー講師を目指す → 終活ガイド1級
- カウンセリングを主体に → 終活カウンセラー
「とりあえず終活を学びたい」なら:終活ガイド3級(無料)から始め、継続意思が確認できたら2級(5,000円)に進むのが最もリスクの低い選択です。
「就職・転職・副業に使いたい」なら:業界認知度・求人数ともに最も高い終活アドバイザー(ユーキャン・39,000円)が最適解です。葬儀業・介護業・保険業などの求人で「歓迎条件」として記載されるケースが多いです。
「終活セミナー講師として開業したい」なら:終活ガイド1級(50,000円)が直接的なルートです。1級取得後は専門家として認定され、セミナー活動の実績・信頼性が担保されます。ただし費用が高いため、まず2級で実力を測るステップを踏むことをおすすめします。
終活アドバイザーとダブル取得するメリット
「終活アドバイザー(ら・し・さ認定)」と「終活ガイド(終活協議会)」のダブル取得には、以下のメリットがあります。
メリット1:二大団体の認定を受けた専門家としての信頼性 異なる団体から認定を受けることで、「終活の専門知識を複数ルートで習得した人材」として就職・開業の場でアピールできます。
メリット2:知識の幅と深さのバランス 終活アドバイザー(広く・体系的)と終活ガイド上位級(深く・専門的)を組み合わせることで、初歩的な相談から専門的なセミナーまで幅広く対応できます。
推奨ダブル取得ルート:まず終活アドバイザー(ユーキャン・39,000円)を取得し、就職・副業で実績を積んだ後、終活ガイド1級(50,000円)にステップアップするコースが費用対効果・学習効率ともに優れています。
終活資格5種の全体比較は終活資格5種の全体比較はこちら、終活アドバイザーの取得方法は終活アドバイザーの取得方法はこちらでも詳しく解説しています。また終活カウンセラーとの違いについては終活カウンセラーとの違いはこちらをご参照ください。
まとめ・よくある質問(FAQ)
この記事のポイントをまとめます。
- 終活アドバイザー(ら・し・さ)に級の区分はない
- 1〜3級は「終活ガイド」(終活協議会)の制度
- 3級は無料・1時間で取得可能な入門資格
- 就職・転職目的なら終活アドバイザーが最適
よくある質問
- 終活アドバイザーに1級・2級・3級はありますか?
-
いいえ。NPO法人ら・し・さが認定する「終活アドバイザー」は1種類のみで、1級・2級・3級という段階制は設けられていません。「1級・2級・3級」があるのは、別団体(一般社団法人終活協議会)の「終活ガイド」資格です。
- 終活ガイドの3級・2級・1級はどんな内容ですか?
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終活ガイド3級は終活の基礎知識(無料・約1時間)、2級は実務知識(5,000円・約3時間)、1級は専門家レベルの問題解決力(50,000円+年会費3,300円)です。3級から段階的に取得でき、1級取得後はセミナー講師として活動できます。
- 終活ガイド3級は本当に無料で取得できますか?
-
はい、受講・取得自体は無料です。ただし認定証の発行を希望する場合は、賞状型・カード型それぞれ3,000円、セット5,000円の費用がかかります。学習は動画・オンラインで約1時間で完了します。終活に興味を持ち始めた方の最初の一歩として最適です。
- 終活アドバイザーと終活ガイドはどちらがおすすめですか?
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目的によって異なります。就職・転職・副業での活用なら業界認知度の高い終活アドバイザー(ユーキャン)が有利です。費用を抑えて終活を学びたい・段階的に取得したいなら終活ガイド3級(無料)→2級(5,000円)がおすすめです。セミナー講師を目指すなら終活ガイド1級が直接的なルートです。
- 終活ガイド1級を取得するとどんなことができますか?
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終活の専門家として、終活相談対応・セミナー講師として活動できます。1級資格者専用サイトへのアクセス権が付与され、豊富な教材を活用した活動が可能になります。終活協議会のネットワークを活用した活動も可能です。費用は50,000円+年会費3,300円(初年度無料)です。
- 終活アドバイザーと終活ガイドのダブル取得は意味がありますか?
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はい、意味があります。終活アドバイザー(総合的な終活知識・業界認知度)と終活ガイド上位級(専門的な問題解決・セミナー実績)を組み合わせることで、就職・開業の場での差別化につながります。推奨ルートは、まず終活アドバイザーを取得して実務経験を積み、その後終活ガイド1級にステップアップする方法です。
- 終活協議会とNPO法人ら・し・さはどう違いますか?
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別々の団体です。NPO法人ら・し・さは「終活アドバイザー」資格を認定する非営利団体で、一般社団法人終活協議会は「終活ガイド」資格(3級・2級・1級)を発行する団体です。両者は無関係の独立した組織です。
- 終活アドバイザーを取得した後のキャリアアップはどうすればいいですか?
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終活アドバイザーに上位級はないため、キャリアアップは①他の資格(FP・行政書士・ケアマネジャー等)との組み合わせ、②終活ガイド1級の取得、③実務経験の積み重ね、④SNS・ブログでの情報発信による認知度向上、の4つのルートが有効です。目指すキャリアに合わせて最適な方向性を選びましょう。
公式/参考URL一覧
- 終活ガイド資格(終活協議会): https://shukatsu-kyougikai.com/license/
- 終活ガイド資格1級: https://shukatsu-kyougikai.com/license/first/
- 終活ガイド資格2級: https://shukatsu-kyougikai.com/license/second/
- 終活ガイド資格3級: https://shukatsu-kyougikai.com/license/third/
- 終活アドバイザー協会(NPO法人ら・し・さ): https://shukatsu-ad.com/
- 終活ガイド検定 詳細解説(葬儀のデスク): https://sogidesk.com/knowledge/job/shukatsuguide



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